- しする
- I
しする【歯する】仲間に加わる。 同列に並ぶ。 よわいする。II
「共に~・すべき徒(ヤカラ)にあらず/慨世士伝(逍遥)」
しする【死する】死ぬ。「人間と称する動物は, …~・するものにして/福翁百話(諭吉)」
死してのち已(ヤ)・む〔論語(泰伯)〕命のある限り行い続ける。 死ぬまで努力し続ける。死せる孔明(コウメイ)生ける仲達(チユウタツ)を走らす〔蜀書(諸葛亮伝注)〕蜀(シヨク)の諸葛孔明が五丈原の陣中で病死し, 部下の楊儀は陣営を引き払って退却し始めた。 これを聞いた魏(ギ)の司馬仲達が追撃すると蜀は応戦の構えを見せたので, 仲達は孔明の計略かと恐れて追撃をやめ, 退却したという故事。IIIしする【資する】あることをするのに役に立つ。 たすけになる。「彼の研究は科学の発展に~・すること大である」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.